頭が良くなるリバース思考を読んだ感想!成功する人はみな逆に考える?


成功する人はみな<逆>に考える、頭が良くなるリバース思考を読んだ感想

意識して逆に考えることで見えてくるものがある

この本は哲学者である小川仁志さんが思考法について書いた本です。常識と思われていることを疑ってみる、逆さまに考えることで物事には様々な見方があること、それまで見えなかったものが見えてくることを教えてくれます。

逆算、天の邪鬼、確かめ算、タイムマシーンなど私たちの身の回りにはたくさんの逆が潜んでいます。

しかしそれは一般的な考え方とは逆の方向性になる思考法です。意識して逆に考える訓練をしないとこの思考法は身に付かないと著者は言っています。

逆に言うと意識して逆に考えることを訓練すれば誰にでも出来る思考法だと言えます。

スポンサーリンク

リバース思考の中の四つの逆説理論

この本の中でリバース思考、逆説について著者は4つの思考法を紹介しています。

転倒思考、逆因果思考、因果反転思考、因果否定思考です。

そして何か意見を言う時に、正攻法で言うよりもこの逆説理論を使った方が意外性があり相手の印象に残るという効果があります。
例えば因果反転思考では「AならBだ」というところを逆説的に「むしろBだからAだ」と言います。

「悲しいから泣く」と言いたいところを「泣くから悲しいのだ」と反転させます。

すると「人は悲しいから泣くのではない。むしろ泣くから悲しくなるのだ」という風にインパクトのある文章が出来上がります。

最近の脳科学で分かった事ですが「人間は楽しいから笑うのではなく、逆に笑うから楽しくなっている」そうです。

私がこのニュースを鮮明に覚えているのも因果反転思考によるところが大きいと思います。

逆説としての嘘の効用

私がこの本を読んで真っ先にこれは使ってみようと思った思考法がこの逆説としての嘘です。

「嘘も方便」をヴァージョンアップさせた感じの思考法です。
哲学者のカントは「いかなる時でも嘘はついてはいけない」と言っています。しかし人間関係のなかで本音を言ったらうそを付くことになる場面は沢山あります。

嘘をつかずにその場を切り抜ける方法としてこの本ではこんな方法を紹介しています。
例えば友達が春物のコートを試着して「どう?似合う?」とあなたに聞いてきたとします。残念なことに彼女には少し似合っていません。

でもそれを正直にいうと角が立ちます。かといって嘘もつきたくない。そんな時には「春らしいコートでいいね!」と切り返します。

彼女に似合っているかどうかは別として、春らしいコートなのは事実なので嘘はついていないことになります。
また知り合いの赤ちゃんを見てみんなは口々に「可愛いね~」というけれど「そうかな?」と心の中で思ってしまったときにもこの逆説としての嘘は使えます。

「わ~目元がママにそっくりだね!」これでOKです。可愛いかどうかは別として、論点を少しずらして着地するという素晴らしい方法だと思います。

そしてこの本を小川仁志さんは「ただ一つの思想を知るということは思想というものを知らないに同じ」という西田幾太郎さんの名言で締めくくっています。

知っているのに知らないという逆説です。物事を一つに方向からだけ見ること、思い込みの危険性を論じています。

逆からだけではなく物事を色々な角度視点から見て考える練習することが大切だと改めて思いました。

コメント