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アーティチョークとは?よしもとばななの恋愛小説を読んだ感想

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よしもとばななの恋愛小説アーティチョークを読んだ感想

この本との出会い

この本と最初に出会ったのは、所狭し本棚に並べられた本が押し寄せる本屋ではなく、図書館でもない、インターネットで本を購入することが普通の現在では珍しくもない、
電子書籍で読みたい本を探してブラウジングしていたときでもない、全く予想もしていなかったところだった。

学生のころに飲み友達だった友人と2人、今宵のお酒を求めに近くのリカーショップに入ったとき、私の目に飛び込んできたのが柔らかな色合いの装飾の本だった。

なぜかウィスキーのコーナーに並べられていた本のタイトルは「アーティチョーク」。聞きなれない名前と、私の好きな作家「よしもとばなな」が書いたものということもあり、思わず手に取ってしまった。

よく見ると隣のウィスキーを買うと無料でついてくる、という。こうして普段全く飲まないウィスキーのボトルと薄くて小さな本を手に入れて、
私は満足げにリカーショップをあとにした。

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お酒にまつわるタイアップ小説

後でそのお店の店員が入れてくれたリーフレットで知ったのだが、この本は大手リカーメーカーのサントリーとのコラボレーション企画で、サントリーウィスキーのプロモーションのために様々な今をときめく女流作家が「お酒」をテーマに書いた短編小説のひとつだということ。

淡い風合いの美しい装飾といい、よしもとばななをはじめ、かわかみひろみや小池真理子など、いかにも女子ウケしそうな作家のラインナップといい、あまりウィスキーを飲まないような女性を狙ったプロモーションなことは一目瞭然、まんまとその商戦に乗せられて、本目当てにウィスキーをボトルで買ってしまった私、

私にとっては苦すぎたウィスキーをちびちびと氷で溶かしながら飲んでいる身としては少々悔しいが、「ビターなウィスキーと少しビターなあ恋愛小説」、なんともお洒落な響きではないか。

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「アーティチョーク」とは?

アーティチョークとはハーブの一種でつぼみや花の部分を食べるもの、日本ではあまりなじみのない食材ですが、アメリカやヨーロッパでは一般的で人気の食材のよう。

話の中では主人公とその彼がヨーロッパに旅行に行った際に旅先で食べた想いでのシーンとして登場するのだが、なぜこれがタイトルになっているのか不明。

それにも関わらす、「アーティチョーク」は何だかお洒落で大人な一品として今でも私の中に位置づけられている。話自体はよくある話、といったところだが、なんとなく全体に漂う大人な雰囲気、

それによしもとばななの柔らな文章と描写が加わって、まさにお酒に酔いながら読みたい本である。

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