縁の下の力持ち!みんなから信頼されるさんちゃん!
物語にちょくちょく登場する三田亜由美(さんちゃん)は、エリカにとってなくてはならない存在。
エリカに困ったことが起こると、すぐにさんちゃんに頼ってしまいがちです。
そのため、あまり自分のことを語ることがないさんちゃんは、どういう人物なのか掴めないという方もいるのではないでしょうか?今回はそんなさんちゃんの紹介をします!
実写映画では門脇麦さんが三田亜由美を演じました。エリカの親友でしっかり者のさんちゃんとはどんな女の子?
三田亜由美はしっかり者で頼れるお姉さん的存在
ショートヘアが似合う三田亜由美は、エリカとは中学三年生からの親友で”さんちゃん”の愛称で親しまれています。
クールビューティーな雰囲気もあり、エリカと比べるとかなり大人っぽい印象です。学校では郊外学習の班長を務めたり、家では長女ということもあり兄妹の面倒をみるのはあたりまえのさんちゃん。
このように周囲の人から頼りにされてる様子が分かるさんちゃんですが、一番さんちゃんを頼りにしているのはエリカなのです。
さんちゃんはエリカを支える大切な親友
エリカが、手塚とマリンに「彼氏がいる」と嘘をついていた頃「彼氏から電話かかってきた~!」とお手洗いに走るエリカの先にはさんちゃんがいました。
彼氏のふりをして電話をかけていたのはさんちゃんだったんですね。そしてペット扱いを受けていたエリカの話を聞いてあげ、時にはなだめ、時には叱ったのもさんちゃんでした。
第15巻ではみんな高3になり、エリカは京都の学校にするか地元の短大に進学するか悩んでいました。
しかし恭也から「遠距離恋愛だと俺たちは続けられない」と言われたエリカは、短大に進むと決意します。
エリカが悩んでいる様子を近くで見て、そしてエリカが本当は京都の学校に行きたいと思っていることを分かっていたさんちゃんは恭也のもとへ足を運びます。
さんちゃんは恭也にビンタを一発かまし「佐田くんの繋ぎ止め方は間違ってる。喜びや痛みを二人で分け合っていくべきだよ。」と言うのです。
友達のためにここまで言えることも素晴らしいですが、さらにさんちゃんの凄いところは恭也に働きかけたことをエリカは知らないということ。
さんちゃんは影の立役者ともいえるかもしれません。そしてさんちゃんもまたエリカのことが大切だからこそ、ここまで行動できるのでしょう。
互いが互いに必要としあってる関係は素敵ですね!
しっかり者がゆえの悩みとは?
しっかり者のさんちゃんにもある悩みがあります。それはなんとストーカー!!第9巻では、さんちゃんが働くアルバイト先で、男性に目をつけられ付きまとわれます。
さんちゃんは思いきってその男性に接触をしますが、男性は「僕のことが好きなんだろう」と勘違いしている様子。
さんちゃんはどうすることも出来ず一人で悩んでしまいます。その異変に気付いたエリカ達が話を聞き出しようやくさんちゃんは口を開きます。
ストーカーを撃退するため立ち上がったエリカ達ですが、さんちゃんは恭也の友達である健に「これ以上みんなに迷惑をかけたくない」と胸のうちを明かします。
さんちゃんは普段から人に頼られる存在がゆえに、人にどう頼ればいいのか分からなかったんですね。
しかし自身が大変な目にあっているのに、それでも周囲の事を考えられるさんちゃんは立派たと思いませんか?
このさんちゃんの言葉に健は「もうちょっと人を頼りなよ」とアドバイス。さんちゃんも健の言葉に肩の荷がおりたようでホッとした表情。
しかし「最終的にはみんなの力を借りるがまずは自分の力でなんとかする」と最後までさんちゃんはしっかり者です。この芯の強さがさんちゃんの魅力とも言えますね。
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